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東洋医学と西洋医学の素敵な関係

東洋医学に興味を持って鍼灸師になる看護師が増えている

看護師から鍼灸師になる人も多い


看護師から鍼灸師になる人も多い

東洋医学に興味を持つ看護師は多い

看護師は主に西洋医学を扱う職場で働いていますが、仕事をする中で東洋医学に興味を持つ人は多いようです。実際、看護師から鍼灸師になる人も多いです。鍼灸師の資格を取得すれば、自分の接骨院を開業できます。副業として、自宅に小さい接骨院を開くことも可能です。患者にとっても、「元看護師の鍼灸師」という肩書は安心感があります。資格取得後も看護師として働き続ける道を選んだ場合でも、東洋医学の知識は役に立ちます。
看護師の仕事はハードなので、腰痛改善のために接骨院に通っている人もいるでしょう。そこで東洋医学に触れて、興味を持つケースも多いようです。

鍼灸師の資格

鍼や灸を用いてツボを刺激し、自然治癒力を高めて身体の不調を治療するのが鍼灸師です。資格の区分は「はり師」と「きゅう師」の2種類があります。いずれも国家資格であり、2つの資格を取得した人が鍼灸師と呼ばれます。年々資格取得者は増えており、ニーズが高まっています。男女比については男性が6~7割、女性が3~4割ほどです。近年は女性の資格取得者が増えている傾向にあるようです。
鍼灸師と混同しやすいのが「柔道整復師」と「あん摩マッサージ指圧師」です。いずれの資格も国家資格という点は共通していますが、仕事内容が大きく違います。柔道整復師は柔道整復術という技術を用いて、関節・靭帯・骨などの損傷改善を行います。鍼灸師のように道具は使わず、手技を用いて治療を行います。あん摩マッサージ指圧師はその名の通りあん摩やマッサージ、指圧による施術で身体の不調を改善していきます。

鍼灸師が行う治療とは

鍼灸師が扱う鍼は、普段看護師が扱っている注射針とは異なります。注射針よりも細く、ステンレスで作られています。そして先端が丸く作られているので、刺した際の痛みはほぼありません。「経穴」というツボに鍼を刺して刺激を与えます。また、電気を流して刺激する方法もあります。灸は薬草から作られた「もぐさ」を用いた治療です。ツボにもぐさを置いて点火し、その熱でツボを刺激していきます。火を使いますが、身体に感じる熱はそこまで高くありません。灸をすることで血行がよくなり、免疫力が上がります。
鍼灸師が行う施術は中国が発祥の東洋医学に基づいています。いわゆる未病を防ぐ治療として、古くから多くの人々に親しまれてきました。西洋医学のように薬を使わないので、子どもや妊婦でも安心して治療を受けられます。また、近年はアメリカでも注目されています。鍼灸を用いた治療は病気の予防だけではなく頭痛や肩こりなどの症状にも効果があります。

看護師としてワンランクアップしたい人へ

特徴や違いは? 東洋医学と西洋医学、それぞれの特徴や具体的な内容を紹介していきます。これからは2つを融合した「総合医療」のニーズが高まってくるため、西洋医学が主流の日本においては東洋医学について学ぶ必要があります。<<東洋医学と西洋医学の素敵な関係 MailForm>>